センコン物流が5月15日に発表した2013年3月期決算によると、売上高132億9200万円(前年同期比10.1%増)、営業利益2億4000万円(33.2%減)、経常利益2億600万円(37.4%減)、当期利益6800万円(47.7%減)となった。
運送事業は、食品、精密機械、電機・電力貨物等の輸送量が減少したが、建設関連貨物、石油ゴム製品、日用品・医薬品及び震災復旧関連業務等の輸送量が増加し、売上高は46億8700万円(4.7%増)となった。
営業利益は、燃料単価の高止まりなどによる収受率の低下及び被災資産の新設による減価償却費等の増加により、7000万円(39.2%減)となった。
倉庫事業は、食品、建設関連貨物等の取扱高の減少及び災害支援物資の反動があったが、石油ゴム製品、日用品・医薬品、精密機械及びロシア向けの食品関連貨物等の取扱高が増加し、売上高は20億8000万円(1.9%増)となった。
営業利益は、業務拡大に伴う人員配置の増加と被災資産の新設による減価償却費等の増加により、3億5900万円(13.2%減)となった。
来期は、売上高142億円(6.8%増)、営業利益3億円(24.5%増)、経常利益2億7000万円(30.5%増)、当期利益1億4000万円(103.5%増)を見込んでいる。
ヤマトHD 決算/3月期の売上高2.3%減、営業利益33.3%減