CBREは5月23日、不動産投資に関するアンケートの最新調査結果を発表し、首都圏のマルチテナント型大型物流施設は「賃料」と「空室率」でごく僅かな上昇にとどまっているとした。
不動産取引量、売買取引価格、期待利回り、金融機関の貸出態度、投融資取組スタンスの各項目でも、改善を示すポイントが前期と比べてすべての項目で上昇している。
1年先の状況については、逆にほぼすべての項目で改善を予想する投資家の割合が低下。
比較的大量となることが予想される2013年の新規供給予定を踏まえ、上昇に歯止めがかかることを予測した結果と分析している。
CBRE/首都圏の大型マルチ型物流施設の空室率は9.7%と横ばい