経済産業省が5月31日に発表した4月分の石油統計速報によると、4月の原油輸入量は1759万kl、前年同月比6.2%減と3か月連続で前年を下回った。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(575万kl、前年同月比12.6%増)、アラブ首長国連邦(353万kl、26.0%減)、カタール(236万kl、9.5%増)、クウェート(130万kl、16.4%減)、ロシア(113万kl、6.9%増)、となっている。
中東依存度は81.4%、前年同月に比べ1.7ポイント増と3か月連続して前年を下回った。
燃料油の在庫は1118万kl、前年同月比1.7%増と3か月連続して前年を上回った。
油種別にみると、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油と軽油は前年同月を上回ったが、灯油、A重油及びB・C重油は前年同月を下回った。
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