フルノシステムズは6月11日、シノジャパンと連携しクラウドソリューションを提供すると発表した。
<@Hyway-finpadシステム連携図>
フルノシステムズの無線ハンディターミナル「finpad smart」&冷凍ハンディターミナル「finpad730i」を、シノジャパンが提供する高速Web通信ミドルウェアである「@Hyway」とシステム連携させたことでクラウドソリューションによるモバイルデバイスの活用を可能とする。
冷凍ハンディ「finpad730i」と「finpad smart」は6月下旬から提供する予定。
「@Hyway」は、Webサーバーとモバイルデバイスをつなげるシンクライアント方式のミドルウェアであり、ネットワーク上に「@Hyway Server」を設置するだけで、スマートフォンやタブレット端末がWebクライアントとして機能するようになる。
この特徴を活かして、業務用の無線ハンディターミナルを連携することで、アプリケーションはWEBサーバ側で実行することができるため、専用回線に依存しないインターネット網で運用するパブリッククラウドソリューションが可能となる。
また、冷凍ハンディの「finpad730i」 は、-30℃~40℃までのF級冷凍庫に対応でき、冷凍倉庫に最適な耐環境仕様。さらに、「finpad smart」 は、あらゆる業種業態の作業現場で満足できる、まったく新しいフルスペックな無線ハンディターミナルとしている。
ユーザーサイドが自由に 「選べる」3つの環境〈通信、開発、仕様〉を提供している。さまざまなモバイルデバイスが「@Hyway」 と連携することで、スピーディに導入しながら、低コストで運用できるクラウドコンピューティングの世界を実現した。
価格は、オープン価格で、年500台の販売を見込んでいる。
フルノシステムズ/ハンディターミナルロングセラーの新製品発売