SBSフレイトサービスは6月11日、沼津と下田営業所の2か所の運行管理に同社初のIT点呼を導入し、運用を開始したと発表した。
<アルコール検知機が付属するドライバー側のシステム>
IT点呼は、深夜や早朝の閑散時間帯の運行管理者の負担を低減すると同時に、点呼記録をシステム管理することで点呼の徹底、充実が図れる。
IT点呼にはGマークの取得・維持が必須なため安全対策や教育研修などの継続的な強化につながる、としている。
沼津と下田営業所は納品時間の厳守をするため、日々の交通状況にあわせて車両の出庫時間を深夜から早朝にシフトすることで対応している。
両営業所はGマークを取得していることから、同社としては初めてIT点呼を導入。24時間稼働している静岡営業所の運行管理者がネットワークを通じて両営業所の深夜・早朝の出庫を点呼する体制を整えた。
両営業所は、約30台の車両で静岡県南東部から伊豆半島全域のコンビニエンスストアやスーパーなどへの輸配送を行っている。
この地域は、道路事情が悪いうえに、観光渋滞も頻繁に発生することから配送の難所となっていた。
SBSフレイトサービス/心肺停止社員救う、海老名市消防本部表彰