日立製作所は6月13日、「2015中期経営計画」の実現に向けたコスト構造の改革と7事業の戦略についてを発表した。
コスト構造の改革では、目標を2013年度2100億円、2014年度3100億円、2015年度4000億円としている。
7事業の内、インフラシステム事業では、事業戦略の一つにグローバルサプライチェーンの強化を挙げている。
鉄道システム事業では、コスト構造改革の中で、グローバル物流の最適化などを挙げ、2011年度から2015年度までの累計効果額110億円としている。
また、オートモティブシステム事業でも、コスト構造改革でグローバル物流の最適化を挙げている。
日立アプライアンスでは、日立グループ各社と連携した受注・物流・サービスなどの業務改革、調達スキームの活用をコスト構造改革に含めている。2011年度から2015年度までの累計効果額を270億円としている。
日立製作所/ヤマエ久野と共創、AIで需要予測し汎用倉庫を効率化