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東邦HD/営業と物流を一体改革、新物流システム構築

2013年06月20日/SCM・経営

東邦ホールディングスは6月20日、中期経営計画(2013年4月~2016年3月)を策定し、営業と物流の一体改革、物流効率の向上とトレーサビリティの充実などを目指すと発表した。

営業と物流の一体改革では、顧客支援を主とする提案型営業と医薬品プロモーションの両立を引き続き推進すると同時に、医薬品市場の動向や顧客情報に関する情報収集力・活用力を強化する。

卸・調剤薬局事業を集中管理するグループ事務センターの大幅な機能強化・拡充、コールセンターの増設を中心とする既存業務の抜本的見直す。

間接業務の集約化によるトータル人員の適正化と削減、物流センターからの納品体制の見直し等による「営業と物流の一体改革」を主要な施策とする大胆な構造改革を強力に推進する。

卸・調剤薬局事業で更なる生産性の向上を図り、その結果、最終年度の対売上高販売管理費率では卸事業で5.49%、調剤薬局事業で27.91%を実現するとしている。

物流効率の向上とトレーサビリティの充実では、GE薬の量的拡大やスペシャリティー医薬品に求められる新たな流通課題に対応するため、医薬品流通での安心、安全の確保を最重点課題として、新たな保管と配送システムの構築を推進する。

全ての物流センターで製造番号(ロット)と有効期限に基づくオートロケーション管理を実現するとともに、倉庫内作業の省人化・効率化を図るためのロボット導入など物流設備のイノベーションを図る。

さらには配送情報の管理システムを構築し、医薬品流通に関する顧客満足度の向上と効率化を実現するとしている。

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