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佐川急便、WWFジャパン/協働プログラムでCO2削減9.29%実現

2013年08月01日/CSR

佐川急便とWWFジャパンは8月1日、佐川急便が2003年5月から参加しているWWFのクライメート・セイバーズ・プログラムで掲げた、「2012 年度までにCO2総排出量を2002年度比で6%削減する」という目標を達成したと発表した。

佐川急便の2012年度の排出量は、基準年比9.29%減(33.26万t)となり、目標である6%を大きく上回った。

2003年度以降2012年度までに佐川急便が削減したCO2排出量は累積で17.04万t にのぼる。これは乗用車約7万5000台が年間で排出するCO2に相当する削減量となる。

佐川急便ではCO2排出量の少ない「天然ガストラック」の大量導入、モーダルシフトの推進、エコ安全ドライブによる燃料消費の抑制、車両を使用せずに台車や三輪車などの人力による集荷・配達を行う「サービスセンター」の導入など、積極的にCO2削減に取り組んできており、その結果が今回の目標達成に繋がったとしている。

2002年度と2012年度を比較した場合の佐川急便が削減した燃料費、電気料金の合計は約18億3300万円にのぼり、社会への価値(CO2排出量削減)と企業の価値(経費削減)とを両立させている。

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