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米国/7月度のアジア主要10か国発のTEU実績0.8%増

2013年08月09日/調査・統計

Zepol(ゼポ)は8月9日、米国海上コンテナ輸入の7月実績をまとめた。

アジア主要10か国発TEU(B/L・Loading Port・母船積地ベース・実入り・FROB含)は前年7月との比較では0.8%増となった。

アジア発の6割以上を占める中国発が、6月分(前年比は0.6%減) を
12.4%上回って、7月の前年比が3.7%増となりアジア全体を押し上げた形。

2位の韓国は自国分と中国出し釜山港トランシップ分の前年比が、それぞれ20.8%減、11.1%減と、6月と同様な減少傾向を示す中で、7月の前年比は11.7%減となった。

3位の香港は前月を12.5%上回り、7月の前年比は1%減と3月以来の減少傾向の幅を縮めた。

4位台湾、5位シンガポールも、前月から大幅増で前年比もそれぞ4.8%増、10%増のプラスとなった。特に、シンガポール発について、今回は日本発を大きく上回り、5月に続き日本は6位となった。

日本発は、釜山港経由分と直行分の前年比はそれぞれ 4.6%増、 4%減と対称的だが、その両方の米国向け合計 (6万85TEU) でも、前年比で3.3%減となっている。

なお、7月の米国向けコンテナ輸送の全体傾向は、前年比で、アジア発の0.8%増に対して、欧州発の3.2%増、中米発6.1%増、南米発7.2%増と全体でも2.7%増となり、単月の輸送量として2007年7月以来の最高となった。

問い合わせ
ZepolJapan
南石正和
mnasneki@zepol.jp

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