鴻池運輸は12月2日、アパレル修整（補修）・加工の国内最大手である桑原と業務提携を行ったと発表した。
業務提携により、顧客に優良なサービスを提供し、ファッション＆アパレル市場で事業拡大を図る。
メコン・ベンガル地域のKONOIKEグループと桑原の拠点を活用し、桑原が同地域で行う検品・補修業務などの前後に関わる国際輸送、出荷、保管などの物流をKONOIKEグループが担当。
海外工場から国内店舗配送まで一貫してサポートすることで、海外工場から国内店舗まで最短日数で商品を届ける。
KONOIKEグループが今年5月に竣工したファッション・アパレルロジステックセンター「厚木流通センター」に桑原が入居し、8月から検品、エックス線検針など業務を行っている。
センター内で縫製検品、X線検針から保管・配送までをワンストップで行えるサービスを提供しており、同様な機能をもつセンターを展開していく計画だ。
今後の生産拠点、消費市場でのグローバル化、また多様化するニーズに対応したサービスを迅速に継続的に提供するため、両社の有する「人・技術・システム・ノウハウ」などの経営資源を通じ、時代に向けたサービスを両社の統一ブランドとして、企画・開発・販売をすすめる。
両社の国内外での競争力を高めるとともに、ファッション＆アパレル市場の価値創造パートナーとしての顧客満足、新規事業領域の拡大を図る。
