国土交通省は12月9日、ベトナム・ハイフォンで12月3日から6日にかけて実施した「メコン地域物流訓練センター支援事業」の実施結果を発表した。
同センターの指導者候補等18名が参加し、日本の物流専門家により物流実務の講義・実習を行なった。
倉庫実務では、「5S」とその具体的な取り組みの紹介、倉庫運営におけるロケーション作りのための「商 品ＡＢＣ分析」とその実施訓練を実施するなど、物流実務の改善・効率化と物流サービスの品質向上について講義・実習。
トラック運送実務では、運行管理の重要性とその具体的な取り組みの紹介、安全点検の実施訓練を実施するなど、トラック運送事業での安全面の取り組みについて講義・実習した。
ベトナム・ハノイ近郊での日系物流企業の物流施設の視察ツアーを行い、物流ビジネスの現場で体験講義・実習を行った。
