LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





レンゴー/軽量段ボールの供給体制整う

2013年12月12日/IT・機器

レンゴーは12月11日、LCC本格普及へ弾みとして、全国に供給できる体制が整っていると発表した。

LCCは段ボール原紙の強度を維持しながら軽量化を図ったもの。

レンゴーでは八潮工場と金津工場で生産しており全国に供給できる体制が整っているとしている。

地球温暖化をはじめ環境問題への関心が高まる中、段ボール軽量化へのニーズはますます高まっており、現在、金津、八潮両工場合わせた生産量は月間7000トンにまで拡大している。

LCCの製品ラインナップは120g/㎡と、今年新たに開発された90g/㎡の2種類で、それぞれ一般的な中しん原紙の160g/㎡と120g/㎡に対応し、同等以上の強度を保ちながら25%の軽量化を実現している。

段ボール製品の大幅な軽量化が可能になるとともに、LCC利用による二酸化炭素排出量削減も7~9%に上ると試算されている。

LCCは原紙1本当たりの巻メーター長が伸びることも特徴で、段ボール工場での貼合工程の作業効率向上や、原紙在庫の少スペース化なども期待できるとしている。

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース