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SBSHD/京都の物流施設の信託受益権51%をファンドへ譲渡

2013年12月12日/物流施設

SBSホールディングスは12月12日、子会社のエーマックスが運用する特別目的会社「新橋キャピタル」が保有する物流施設の信託受益権のうち51%持分を物流施設不動産私募ファンド「SBSロジファンド1号」(本ファンド)へ譲渡すると発表した。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)がフィナンシャルアドバイザーとして組成し、日本政策投資銀行や産業ファンド投資法人など国内の大手機関投資家等が出資する本ファンドにSBSグループが保有する物流施設を譲渡することにより投資資金を確実に回収できることに加え、これにより得た資金を再投資することが可能となる。

グループ施設が物流要所に立地する最新鋭の施設で信用力の高いテナントとの間で中長期の賃貸借契約が締結されているなどの付加価値を譲渡益として顕在化することで、事業収益の拡大につながるものと考えている。

投資家の数を限定した私募型であり自らも出資することでテナントとの良好な関係を長期にわたって維持し続けることも期待している。

■譲渡資産(対象資産)の概要
名称:西日本ロジスティクスセンター
所在地:京都府京田辺市大住濱55-13
敷地面積:2万5853.00㎡
延床面積:3万3243.99㎡
竣工日:2007年3月
譲渡資産:西日本ロジスティクスセンターに係る信託受益権の51%持分
譲渡価格:約28億8000万円

■本ファンドの概要
ファンド名:SBSロジファンド1号
スキーム:匿名組合出資による物流不動産私募ファンド
組成日:2013年12月13日
対象資産:西日本ロジスティクスセンターに係る信託受益権の51%持分
総資産:約31億5000万円
AM:BMSアセットマネジメント
投資家:日本政策投資銀行、産業ファンド投資法人、国内大手機関投資家、リース会社ほか。
グループからもエーマックスが匿名組合出資金の12.5%を出資
運用期間:3年間

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