ユニーは3月13日、群馬県邑楽郡に、精肉加工作業を集約して行う「関東プロセスセンター」のテスト稼動を開始する。
規模は延床面積4000㎡で、ユニーグループの店舗作業の効率化と商品力向上が目的に、8月より本格稼動する。
対象店舗は、関東地方と福島県・新潟県下のアピタ・ピアゴ33店舗と99イチバが運営するミニピアゴ76店舗。
センター稼働により、精肉の原料の仕入れから加工までの作業を集約し、集中加工による品質の均一化、多品種少量による品揃え強化、衛生管理の高度化、店舗ごとにある在庫を集約することによるトータル在庫量の削減、少子高齢化による人員減への対応を期待している。
※TC=物流センター
※PC=プロセスセンター
対象商品は牛肉・豚肉・鶏肉・挽肉・ソーセージ、タレ付き商品・生ハンバーグなどで、生産予定数量は25,000パック/日(本格稼働後)。
今後は精肉に加え、鮮魚・青果・惣菜など取扱いの拡大も視野に入れ、多品種少量による品揃えの強化など、顧客ニーズに対応した商品の提供に努める。
なお、関東プロセスセンターは、2010年1月より山梨県・静岡県下27店舗を対象に稼動を開始した「牧之原プロセスセンター」(静岡県牧之原市)に続く2拠点目。
2015年度には、愛知県瀬戸市に「瀬戸プロセスセンター」の開設も予定しており、中京圏への拡大を図る計画。
■関東プロセスセンターの概要
所在地:群馬県邑楽郡邑楽町大字赤堀字鞍掛4121-4 昭和北関東第2配送センター内
延床面積:約4,000㎡