三菱重工業は4月1日、子会社の三菱重工メカトロシステムズ、三菱重工パーキング、三菱重工鉄構エンジニアリングの3社を再編し、機械・鉄構装置事業を統合した新会社を発足する。
新会社は中長期の環境変化に柔軟に対応できる強固な企業体質を整え、財務基盤の安定化と収益の拡大に取り組み、共通顧客へのパッケージ提案やアフターサービス体制強化などに注力。
併せて、各社が持つサプライチェーンについても共通化や見直しを実施することで、調達コスト低減による価格競争力を強化し、さらなる高付加価値製品の提供やサービスの向上に取り組むとしている。
新会社の商号は、現行の「三菱重工メカトロシステムズ」を引き続き使用。資本金は10億円で、発足時の従業員数は約1100人。