サトーは4月3日、英国Altraxグループと共同で、Stryker Europe社が欧州6カ国でPJM RFIDソリューションを採用したと発表した。
整形インプラントの大手メーカーであるStryker社は、欧州での採用に先だち、既にオセアニア地域でPJM RFIDソリューションを導入していたが、Stryker Europe社がイギリス、フランス、ドイツ、スペイン、ベルギー、イタリアにある主要な物流センターで同じソリューションを水平展開することとなった。
サトーは、昨年12月、PJM RFID技術を発明し、所有していたMagellan Technology社のヘルスケア事業を買収し、オーストラリアのシドニーにSATO Vicinity社を設立。SATO Vicinity社は今後も独自の技術であるPJM RFIDの開発・製造を継承する、としている。
なお、PJMは、PJM(Phase Jitter Modulation)チップと呼ばれる高速読み取り・高精度な書き込みが可能なIC技術。
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