フェデラル エクスプレス(フェデックス)は4月1日、関西国際空港にフェデックス北太平洋地区ハブを開設し、稼働を開始した。
面積3万9500㎡の規模で、オフィスと上屋が直結しており、通関業務、ランプオペレーション、貨物の仕分けや積み替え業務を行う。
毎時約9000個の貨物の仕分けが可能な設備を備え、アジアから集約した貨物を米国向けに発送するための拠点となり、アジアと米国間、アジアと欧州間のアクセスも拡大する。
フライトルートは米国向け直行便として、インディアナ州 インディアナポリス便が追加し、欧州へもフランス・パリ(成田経由)への定期便が加わった。
同社が重要分野として位置づけるヘルスケア業界の貨物向けには、複数の温度帯で貨物を管理できる冷凍・冷蔵庫と貨物ハンドリングエリアを設置した。
西日本地域の国際貨物の取り扱いも継続し、24時間オペレーションにより柔軟に応えることを可能にした。
なお、約2万5800㎡の施設屋上に、ソーラーパネルを設置した。
フェデックス/日中の越境EC市場参入を支援するハンドブック発行