日本郵船グループは4月9日、シャンティ国際ボランティア会の「絵本を届ける運動」に参加して10年を迎え、総数が17万2409冊になったと発表した。
日本で出版されている絵本に翻訳シールを貼り、子どもの本が足りない地域に絵本を届けるボランティア活動。
グループではシール貼りのワークショップ開催や、絵本の海上・陸上輸送に協力していた。
これらの絵本は全国から集められた絵本と共に日本郵船グループ運航のコンテナ船で約1か月かけ輸送され、タイのミャンマー難民キャンプやカンボジアの子どもたちへ届けた。
絵本は図書館に置かれるほか、学校の授業でも使われ、識字教育や情操教育に役立てられている。