経済産業省が5月30日に発表した4月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1684万kl、前年同月比4.3%減となった。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(549万kl、前年同月比4.5%減)、アラブ首長国連邦(415万kl、17.4%増)、カタール(203万kl、13.7%減)、クウェート(154万kl、35.7%増)、ロシア(84万kl、35.0%減)、となっている。
中東依存度は79.9%、前年同月に比べ1.5ポイント減と4か月ぶりに前年を下回った。
燃料油の在庫は955万kl、前年同月比14.6%減と8か月連続して前年を下回った。
油種別にみると、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油、A重油、B・C重油は前年同月を下回った。