日本郵便は6月11日、台湾宛ての4月11日の国際海上コンテナから国の基準値を超える放射線量が横浜港で検知された問題で、これまで線源の特定、線源となった小包(4個)の分析、関係機関との調整の結果を発表した。
分析結果は、主にトリウム(いずれも天然鉱石由来のもの)を含んだもので、小包ごとの放射能濃度は184ベクレル/g 以上だった。
郵便法第12条で規定する郵便禁制品で定める基準値は10ベクレル/gで、この小包(4個)は郵便禁制品に該当する。
小包は6月5日に差出人が引き取った。
引き取りは、安全上と法令上も問題がない形で実施した。