三菱レイヨンと三井物産は6月16日、米国でメタクリル酸メチル(MMA)モノマー製造・販売事業を行うための詳細検討を開始することで合意し、合弁会社設立に向け、覚書を締結したと発表した。
合弁会社へは、三菱レイヨンが過半の出資を行う予定。
両社は、米国 The Dow Chemical Companyとの間で、ダウケミカルから三井物産を経て両社が設立する合弁会社への一部原料の供給と合弁会社からダウケミカルへの製品の一部販売の検討に関し、3社間で基本骨子の合意に達し、覚書を締結した。
2018 年末から年産 25 万トン規模のMMAモノマー生産設備の稼働を目標としている。
■米国 MMA モノマー生産設備について
生産能力:25万トン/年(予定)
建設場所:米国(詳細な建設場所は未定)
総投資額:未定