暖房機器や環境機器メーカーのダイニチ工業は、新潟市西蒲区に石油暖房機約20万台を保管できる倉庫を取得し、稼働した。
昨年10月に土地と中古の工場建物を取得したもので、2014年6月から一部稼働し、7月末に外装面などを含め完成の予定。
土地は約3万2000㎡、延床面積は約2万㎡。
従来は新潟市南区の本社と配送センターの2か所で合計約60万台の保管能力だった。新倉庫の取得で、保管能力を上げ、今まで外部に委託していた保管費用や輸送費などのコスト削減を目的としている。
在庫スペースを改修して当面は倉庫として利用するが、将来的には新工場に転用することも可能な物件。現段階では今後生産する品目などの詳細はまだ決まっていない状況だ。