マンハッタン・アソシエイツは、フランスのHeineken France(ハイネケン・フランス)の完全子会社のFrance Boissonsが、フランス国内の物流センターで、マンハッタンの倉庫管理システム(WMS)とサプライチェーン・インテリジェンス(SCI)ソリューションを導入したと発表した。
マンハッタンのシステム導入が完了したのは、カーン、モンペリエ、トゥールーズ、マルセイユ、ボルドー、レンヌにある6つの物流センターで、France Boissonsの6万にも及ぶ取引先に対するサービスレベルを向上させると同時に、飲料を扱う販売代理店がより高い収益率のもとで顧客からのオーダーを満足させられることを目指している。
France Boissonsは、導入したソリューションがもたらすサプライチェーン・ネットワークによって、最先端かつ最適化されたプロセスを実現した。
物流センターのオペレーターはより効率的で柔軟な作業が可能になり、市場の急速な需要の変化にも対応しながら、ピークシーズンや製品のプロモーションとイベントなどからもたらされる需要拡大にも適切に対処することができる。
また、同社では、ホテル、レストラン、カフェ、バー、クラブといったサービス提供企業が、その顧客に対するサービス水準をより向上させることができるように、受注処理精度の改善にも着手している。こうした取り組みが、ブランドロイヤルティと収益率の向上に貢献するとしている。