三井倉庫が8月5日に発表した2015年3月期第1四半期決算によると、売上高395億8500万円(前年同期比2.9%増)、営業利益11億6600万円(3.1%増)、経常利益10億2300万円(1.3%減)、当期利益5億1500万円(77.2%減)となった。
倉庫事業は運送関連の取扱が前年を下回ったことなどから減収となったものの保管残高が堅調に推移したことなどから増益となった。
港湾運送事業は顧客船社の取扱が航路再編の影響により減少したことから減収減益となった。グローバルフロー事業は円安による影響や、欧米、北東アジア、東南アジアの各地域での取扱量の増加などから増収増益となった。
グローバルエクスプレス事業は自動車関連の航空貨物の取扱が減少したことなどから減収減益となった。ロジスティクスシステム事業は受託業務の拡大などから増収増益となった。BPO事業は大口のスポット業務取扱などから増収増益となった。
通期は、売上高1750億円(8.3%増)、営業利益73億円(32.8%増)、経常利益60億円(57.6%増)、当期利益24億円(46.6%減)の見通し。