LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





プラス/愛知県大府市に新物流拠点、来年1月稼働

2014年08月07日/物流施設

プラスは8月7日、社内カンパニーのジョインテックスカンパニーが愛知県大府市に来年1月、「ジョインテックス中部センター」を開設、稼働を開始すると発表した。

<ジョインテックス中部センター完成予想図>
20140807plas 515x251 - プラス/愛知県大府市に新物流拠点、来年1月稼働

11月竣工予定の賃貸物件で、床面積は1万㎡の規模、取扱点数約3万4000アイテム。

出荷エリアは、愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、長野県、山梨県、福井県、石川県、富山県で、年間出荷金額64億円を見込んでいる。

中部エリアの配送は、これまで東日本、西日本の拠点でカバーしてきたが、このセンターの開設により、需要の拡大と出荷量増加に対応する。

各種製品等の卸売事業、スマートオフィス、スマートスクール、スマート介護など、ジョインテックス独自のデリバリーサービスの安定した物流基盤を構築するとともに、中部エリアでのさらなる物流サービスの品質向上を目的としている。

名古屋中心地から24km、伊勢湾岸自動車道 豊明ICから2分と交通条件に恵まれた立地のため、中部・東海全域、長野県、山梨県の販売店からの翌日配送注文締め時間を最大90分延長することが可能になる。

さらに、ジョインテックスは、センターの開設を機に、販売店の経営体質の強化をサポートする新たな物流支援サービスを全国5センターでスタートする。

ジョインテックスでは、これまでもプラス取扱商品の顧客(エンドユーザー)への直送サービスを提供してきたが、取り扱いのない商品の配送は販売店が別途手配する必要があった。

今回、取り扱いのない商品も販売店から預かり、顧客に一括して届ける(ドロップシッピング)サービスを開始する。これにより販売店の在庫と配送機能の全てをジョインテックスが代行することが可能となり、販売店は人件費・物流費などのコストを抑えるとともに在庫負担の軽減を図り、業務効率化を実現できる。

中部センター開設にあたり、ジョインテックスでは新サービス提供のインフラを全物流センターで整備し、このサービスの導入によるパートナー販売店のコスト削減と販売力強化を支援していく。

同時に、このセンターは、オフィス家具製品ターミナルセンターとしての機能も計画しており、中部エリアへのさらなるサービス向上と営業活動強化を図っていくとしている。

■概要
施設名称:ジョインテックス中部センター
契約先:プラスロジスティクス (倉庫所有:グッドマンジャパン)
住所:愛知県大府市北崎町遠山1-1
総床面積:1万230㎡
取扱品目:一般文具・OA関連・日用雑貨・食品・オフィス家具・介護関連商材・教材
投資額:約1.9億円
建物構造:4階建て、鉄骨造、1~3階トラックバース
人員:100名(予定)

関連記事

SCM・経営に関する最新ニュース

最新ニュース