イーソルは9月8日、基幹システムと物流・流通現場で運用している業務管理システムのデータを簡単に連携できるデータベース管理ツール「eSOL Emusen DB easy」を開発し、販売を開始したと発表した。
運用中の基幹システムを変更せずにデータ連携を行えるため、低コストで業務の効率化を実現できる。
現場で運用する業務管理システムは、事務所や倉庫別の業務内容によって機能やデータが変更されるため、頻繁にカスタマイズ作業が発生する。
それにともない、会社全体にかかわる業務・サービスを管理する基幹システムのデータレイアウトと一致させるための開発が都度必要になるが、その変更には膨大なコストが掛かる。
Emusen DB easyは、これらの課題を低コスト・短期間で解決できるデータベース管理ツール。Emusen DB easyの機能により、運用中の基幹システムと業務管理システムそれぞれに手を入れずに、CSV・Excelファイル形式によるデータ連携が容易に実現できる。
ハンディターミナルとのデータ通信が可能で、マスタデータの送信と実績データの送受信が行える。
単体でのデータベース構築もでき、Emusen DB easy上で在庫管理や工程管理、固定資産管理なども行える。また現場では欠かせない多種多様な帳票・ラベルのレイアウト設計と印刷の機能を備えている。業務に応じて必要な機能のみ提供することもできる。
ハンディターミナルとの通信は、リアルタイム方式、バッチ処理方式のいずれも可能。イーソルが開発・販売する、無線LAN搭載ハンディターミナル向けアプリケーション開発ツール「eSOL Emusen（イムゼン）」や、プログラム開発不要のアプリケーション開発ツール「eSOL Emusen easy（イムゼン イージー）」をはじめ、さまざまなハンディターミナルアプリケーションが利用できる。
■eSOL Emusen
http://www.esol.co.jp/logistics/emusen.html
■eSOL Emusen easy
http://www.esol.co.jp/logistics/emusen-easy.html
■問い合わせ
イーソル
ロジスティクスエンジニアリング事業部
TEL：03-5302-0670
