商船三井は10月15日から、全運航船を対象に「安全キャンペーン」を開始した。
船上火災の発生事例を紹介し、船上火災に対する安全意識を高めるとともに、「火災防止のための安全行動」に焦点を当て、「火災発生を防止するために日ごろからどのような行動を取ることが必要か」をテーマに、ディスカッションを実施する。
さらに、人間の行動の背後要因に働きかけ、「安全行動」を増やし、「不安全行動」を減らすことを通じて安全を確立する「Behavior Based Safety(BBS)」の手法を紹介する。これらを通じて、海陸一体となった商船三井の安全文化(安全運航の最優先を共通の価値観とする企業文化)の醸成を図るとしている。
対象船舶は、商船三井運航船(ドライバルク船、油送船、LNG船、自動車船、コンテナ船)、グループ会社運航船(フェリー、客船など)。
期間は、11月30日まで。