三菱倉庫は10月23日、「環境・社会報告書2014」を発表し、環境面で「物流総合効率化法」の具体的な取組を紹介している。
物流総合効率化法の認定を受けて、物流拠点を集約し、環境負荷低減に取り組んでいるとしている。
大阪支店・桜島2号配送センター北棟、桜島3号配送センター、名古屋支店・飛鳥配送センター、東京支店・三郷1号配送センター、大阪支店・茨木3号配送センター、東京支店・三郷2号配送センターの6か所の事業計画で受けている。
計画の内容は、顧客の複数の物流拠点の集約により、輸・配送体制を効率化し、配送トラック台数を削減していこうとするもの。
三菱倉庫グループでは、地球環境に配慮した事業活動を推進していくことで、営利性の追及と環境配慮の両立を図る「グリーン経営認証」を取得している。
グループ会社の一つ、菱倉運輸でも、2005年から全6支店(7事業所)で、「グリーン経営認証」を取得している。2013年度の燃費実績は2006年度に比して1.3%の向上を達成している。