川崎汽船は11月5日、子会社で重量物船社であるSAL社が、政府開発援助(ODA)によって建造された新造フェリー3隻を広島からヤンゴンまで輸送したと発表した。
新造フェリー(1隻あたり270㌧)は広島県江田島市にある中谷造船で建造。
10月中旬、SAL社が運航する本船PAULA(クレーン能力合計700トン)は、広島港外貿埠頭で3隻のフェリーを積み込み、10月31日にヤンゴンで荷揚げを終了した。
新造フェリーの就航により、ヤンゴン市での市内交通の安全性と市民の移動環境の改善が期待されるとしている。