東京ガスは11月17日、CNG(Compressed Natural Gas:圧縮天然ガス)を燃料としたLNGローリー車によるLNG輸送を、12月から日本で初めて開始すると発表した。
これまでのLNGローリー車は、軽油を燃料としていたが、CNGを燃料とすることで、年間約5~10%のCO2排出量を削減する。
燃料を軽油とCNGに多様化し燃料の供給安定性を高めることで、顧客へのLNGの供給安定性も高まる。
ローリー車は、ニヤクコーポレーションが、いすゞ自動車製のトラクタに、CNGエンジンへの改造、CNG容器の搭載等の改造を施し、車両の保有や維持管理と運転・運行管理を行う。
ローリー車によるLNG輸送は、環境省が国土交通省と連携して実施した「2013・2014年度大型CNGトラックを活用した低炭素中距離貨物輸送のモデル構築事業」に採択されている。