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フェデックス/10年後にはeコマースが小売市場5割を占める

2014年11月17日/調査・統計

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フェデックスは11月13日、「情報化時代」をテーマにバーチャルラウンドテーブルを開催した。

ITの変革が国際商取引にもたらす影響について、フェデックス サービスのマーケティング担当上級副社長、ラジェッシュ・スーブラマニアン(Raj Subramaniam)、フェデックス エクスプレスのヨーロッパ・中東・アフリカ地域IT担当副社長、マイケル・フォスター(Michael Foster)、ボストン コンサルティング グループのラルフ・ドライクスマー(Ralf Dreischmeier)氏が議論を交わした。

議論では、直近の2年間だけで、人類史上全体よりも多くの情報交換が行われ、日用品の買い物から、人々の命を救うため世界に輸送される医療機器がどのように梱包され、現在どこにあるのかを追跡するツールまで、ITは私たちの生活をさまざまな方法で変革し続けている。

ITはイノベーションと経済成長の促進要因であり、先進国も新興国も同様に恩恵を受け、全世界のB2Cのeコマース売上高は、2018年までに2兆3560億米ドルに達すると予測。

アジア太平洋地域は2015年に北米の市場シェアを追い越し、2018年までに37.4%のシェアを占めると見込まれている。

世界規模の可能性を生かすために、政府と民間企業が物理インフラと仮想インフラへの投資を継続することが必要。

eコマースは、世界中の消費者と企業に、新たな市場と機会をもたらした。10年後には、eコマースが小売市場の50%を占めると予想され、オンラインでの購入から、他国向け貨物の輸送状況の追跡に至るまで、eコマースによって買い物やビジネスのあり方が変化している。

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