いすゞ自動車は12月9日、国土交通省にフォワードとエルフの改善対策を届け出た。
不具合はエアバッグ装置(加速度センサ)。
小型・中型トラックのSRSコントロールユニットで、エンジン始動時の故障診断の制御が不適切なため、イグニッションをオンにした際の電気ノイズと加速度センサの出力信号が共振することがある。
そのため、SRSコントロールユニットが共振した信号を加速度センサの故障と判断して警告灯が点灯し、衝突時にエアバッグが展開せず、乗員保護性能が損なわれるおそれがある。
改善対策は、全車両、SRSコントロールユニットを対策品に交換する。
対象車両は計1938台、不具合件数、事故ともに無い。
■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001063112.pdf