グローバルに展開する不動産アドバイザリー会社のディーティーゼット・デベンハム・タイ・レオン(DTZ)の日本支社は、物流コンサルティング業務を開始した。
同社のコマーシャルアンドロジスティクス部門に、物流関連サービスの更なる強化のためで、「物流コンサルティング」をサービスメニューに加えた。
これまでの土地・施設などの不動産にかかわるソリューションの提供に加え、物流オペレーションに関するソリューションも提供する体制が整い、物流会社や荷主の戦略的な拠点構築をワンストップでサポートしていく考えだ。
物流コンサルティング業務を始めるにあたって、大橋進氏を専属の物流コンサルタントに招いた。外資系企業などでサプライチェーン・マネジメント(SCM)、ロジスティクス分野を専門に、拠点選定、物流センターデザイン、センターオペレーション設計、システム開発に携わり、日本ロジスティクスシステム協会の研究会主査、資格認定講座の講師を務めている。
なお、DTZは2015年初に米国のCassidy Turley社と経営統合し、従来の欧州、アジアに加え、米国でのサービス体制を強化した。
世界50か国以上の主要都市に不動産の各分野に特化した経験豊富なスタッフを配備し、地域を超えた多様なサービスを提供している。日本では物流の自動化や省力化といったニーズが高まっており、今回、物流オペレーションにかかるコンサルティングをサービスに加えることで顧客サービスの充実を図った。
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