丸和運輸機関が2月4日に発表した2015年3月期第3四半期決算は、売上高409億7200万円（6.1％増）、営業利益24億2300万円（5.8％増）、経常利益25億5300万円（10.0％増）、当期利益14億2800万円（21.7％増）だった。
物流事業は、新規に稼働した食品物流センターが軌道に乗ったことに加え、既存顧客の消費税引き上げの反動に伴う貨物量の低下も回復傾向となり、売上に順次寄与した。しかし高止まり
する燃料調達価格や電気料金に加え、人材や車両不足に伴う売上原価の上昇が予想を上回り、引き続き効率化対策を推進した。
物流事業の売上高は400億8500万円（5.2％増）、営業利益は21億9200万円（0.4％増）となった。
通期は、売上高533億2900万円（3.6％増）、営業利益28億8500万円（4.2％増）、経常利益28億5800万円（2.8％増）、当期利益16億7000万円（5.7％増）を見込んでいる。
