LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





米国/1月度のアジア主要10か国発のTEU実績17.0%減

2015年02月16日/調査・統計

Zepol(ゼポ)は2月13日付で、米国海上コンテナ輸入の1月実績をまとめた。

アジア主要10か国発TEU(B/L・Loading Port/母船積地ベース・実入り・FROB含)は、前年同期比17.0%減の102万TEUとなり11か月ぶりに前年実績を下回った。

米国向け世界合計 (FROB含) は、アジア発の大幅減少に対して、中米発(11%減) とカナダ発(5%減)がマイナスだったものの、シエアが合わせて17%を占める欧州発 (4%増) と南米発(1%増)は一桁プラス維持で、全体では前年比12.4%減の159.5万TEUという結果だった。

この状況で、アジア発の6割を占める1位中国発は前年比20%減と11か月ぶりに前年を下回り、2位の韓国は5%減、3位香港は29%減で連続7か月に、台湾は34%減と7か月連続のプラスがストップし、16%増のシンガポールと4位を交替し5位になった。

7位ベトナムが連続6か月目の23%増、8位マレーシアは連続14か月目の13%増、9位インドは連続18か月目の9%増に対して、10位のタイは先月6か月ぶりにプラス(37.9%)だったのが、再びマイナスとなり19%減だった。

6位の日本発(直航分)は、12月まで11か月続いた前年比プラスが、12月実績から25%も落ち込んだため、前年比は14.6%のマイナスとなった。釜山経由TS分も前年比22%の減少だった。

問い合わせ
ZepolJapan
南石正和
mnasneki@zepol.jp

関連記事

国際に関する最新ニュース

最新ニュース