LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





キャセイ・パシフィック/2014年度の貨物売上高7.3%増

2015年03月19日/決算

キャセイ・パシフィック航空が3月18日に発表した2014年度決算報告によると、貨物部門の売上高は対前年7.3%増の254億香港ドルを記録した。

下半期で需要回復が見られたものの、供給過多に起因する上半期での航空貨物運賃の押し下げが響き、キャセイパシフィック航空と香港ドラゴン航空の通年での平均貨物単価(貨物1トンを1km輸送することで得る収入の平均)は5.6%減の2.19香港ドルとなった。

輸送能力は対前年で10.4%増強し、貨物占有率は2.5%ポイント上昇し64.3%となった。上半期においては需要動向を注視しながら輸送能力の調整を続けたが、下半期はほぼ通期で貨物専用機をスケジュール通りに運航した。

キャセイパシフィック・カーゴ・ターミナルの通年での操業は、グループによる貨物業務の効率化に寄与したとしている。

関連記事

決算に関する最新ニュース

最新ニュース