ヤマトホールディングス傘下のヤマトアジアは4月9日、東南アジア地域で産業別のビジネスモデルを創出を目的とした研究・開発機関として、シンガポールにヤマトアジア内にアジア・ビジネスモデル・イノベーション・センター(ABIC)を設立したと発表した。
BtoBでは、市場環境や消費者の購買行動の変化が進み、流通ネットワークでの顧客のニーズが多様化する中で、専門的な業界知識や、IT・LT・FTを含めた物流に関するノウハウが一層必要になってきていることから設立したもの。
シンガポールを中心とし、自動車パーツ業界、メガネ・コンタクトレンズなどを取り扱うアイケア業界などをターゲット市場と定め、産業別に現状の調査・研究を進めるとともに、顧客のニーズや困りごと、現状提供されている物流サービスとの乖離を明確にした上で、物流に関する新しい情報システムや集配ネットワーク、管理方法などを考案し、実用的なビジネスモデルを開発、展開する。
■ABICの概要
名称:アジア・ビジネスモデル・イノベーション・センター
所在地:223 Mountbatten Road #01-07/08 Singapore 398008 ヤマトアジアの組織として設立
業務内容:シンガポールを中心とした市場分析、ビジネスモデル設計・開発テストマーケティング実施、他国への水平展開
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