ハマキョウレックスが5月7日に発表した2015年3月期決算によると、売上高919億2400万円(前年同期比0.0%)、営業利益67億3000万円(13.8%増)、経常利益70億1900万円(14.7%増)、当期利益38億9000万円(26.9%増)となった。
物流センター事業は、売上高437億7000万円(0.3%減)、営業利益は46億7000万円(11.1%増)となった。
減収は、物流センター運営の充実と前連結会計年度に新規稼働したセンターが順次業績に寄与したものの、既存荷主の物量が減少したこと等による。増益は、前連結会計年度に組織体制の見直しを行い、新たに支社制度を導入し、毎週定例的に部長会を実施。これらの取組みにより、今まで以上に管理、運営等の意思決定が迅速になり、業務効率化が進んだことによる。
物流センターの総数は、80センターとなった。
貨物自動車運送事業は、売上高481億5300万円(0.2%増)、営業利益は20億5500万円(20.1%増)となった。
売上高は、前年同期比9100万円増加した。近物レックスでの運賃単価の料金交渉と、新規業務の獲得による。
営業利益は、前年同期比3億4400万円増加した。これは、燃料単価の下落により、燃料費用が前年同期比1億8000万円減少したことと、売上高の増加等による。
来期は、売上高940億円(2.3%増)、営業利益74億円(9.9%増)、経常利益75億円(6.9%増)、当期利益40億円(2.8%増)を見込んでいる。
玉井商船 決算/4~6月の売上高23.3%減、営業利益13.4%減