ハマキョウレックスが7月30日に発表した2026年3月期第1四半期決算によると、売上高373億9200万円(前年同期比4.6%増)、営業利益35億9400万円(9.6%増)、経常利益39億4300万円(10.5%増)、親会社に帰属する当期純利益24億8900万円(15.6%増)となった。
セグメント別にみると、物流センター事業は売上高241億7500万円(6.2%増)、営業利益32億7700万円(14.0%増)。
前連結会計年度と当連結会計年度に受託した新規センターが順次業績に寄与したことや、今年2月にリケンを子会社化したことにより、増収増益となった。
貨物自動車運送事業では、売上高132億1700万円(1.8%増)、営業利益3億600万円(23.9%減)。
増収の主な要因としては、運賃値上げ交渉による効果や、グループ子会社が前期に孫会社を取得した効果が挙げられる。
減益は、外注費などのコスト増加による影響があったこと、M&Aによる取得手数料が発生したことによるもの。
今後は、輸送物量の増加、管理強化による輸送コストの抑制に努めるとともに、近物レックスで事業開発の専門部署を立ち上げ、新規案件の獲得やグループ内での取引拡大を進め、収益アップにつなげる。
通期は、売上高1530億円(4.3%増)、営業利益139億円(5.2%増)、経常利益150億円(5.0%増)、親会社に帰属する当期純利益94億円(5.2%増)を見込んでいる。
トナミHD 決算/4~6月の売上高4.5%増、営業利益25.0%増