NSユナイテッド海運が7月31日に発表した2016年3月期第1四半期決算によると、売上高360億2500万円(前年同期比8.3%減)、営業利益19億2000万円(31.5%減)、経常利益19億1300万円(15.9%減)、当期利益16億4100万円(30.8%減)となった。
外航海運事業では、ドライバルクは、市況低迷を受けケープ型撒積船を中心とした船舶の解撤・係船が急増したが、近年の新造船大量竣工による供給過剰が解消されるまでには至らない一方で、中国の経済減速に伴う同国向け荷動きの低迷が影を落とした。
内航海運事業は、国内需要の減少に伴い、電力関連貨物やLNGといった一部貨物を除き荷動きが伸び悩んだ。
通期は、売上高1580億円(0.2%増)、営業利益82億円(13.4%減)、経常利益61億円(41.2%減)、当期利益51億円(40.9%減)を見込んでいる。
鴻池運輸 決算/4~6月の売上高8.8%増、営業利益63.6%増