新関西国際空港は8月31日、日本食材輸出対応上屋をオープンする。
航空集配サービスが日本の食材輸出に特化した施設を新たに整備するもので、約1500m2の定温庫を備えた大規模輸出保税上屋。
国際貨物地区第1輸出ビル内の約3700m2(庇下含む)の区域に、15℃帯(18℃~22℃:3室・925m2)、5℃帯(1℃~10℃:1室・297m2)、-20℃帯(-1℃~-20℃:1室・100m2)と外気温の影響を受けにくくする前室を含めた定温庫を設置した。
食材以外の保冷貨物や一般貨物も取り扱う。将来的には、上屋内での軽微な食品加工作業やハラール対応施設としての認証も取得予定。
航空集配サービスは、関西国際空港の国際貨物地区に日本の空港で最大級の生鮮上屋を設置しており、今回の輸出上屋と既存の生鮮集配送網と合せて、食材の輸出入、輸送サービスをサポートする。