共同印刷は9月10日、複数一括読み取り機能を持つ、オリジナル二次元コード「FullScanCode(フルスキャンコード)」を開発したと発表した。
製造、物流、事務などの分野では、二次元コードを含むさまざまなコードが利用されている。
ユーザーからは、簡単な操作で複数コードを一括で読み取り、一層の効率化を図りたいという声があったため、2013年に発表した「オリジナル二次元コード」の技術を基に開発したのが、「フルスキャンコード」。
フルスキャンコードは、「複数コードを素早く一括で読み取り、画像のボケやブレにも強い」というオリジナル二次元コードの特長はそのままに、各機能のバージョンアップを果たした。
システム連携によるコードの発行・管理・認識などの周辺環境提供や情報の一元管理も可能で、物流、工場、店舗での商品管理、大量の文書管理など、あらゆるシーンで活用できる。
フルスキャンコードは、9月16日から東京ビッグサイトで始まる「自動認識総合展」に初出品する。