茨城乳配は9月16日、アジア主要都市向けの食品輸出に悩む中小食品製造業や生産者を支援するため、航空便利用によるアジア主要都市向け食品輸出サービス「アジア生鮮便」をスタートした。
鮮度を維持したまま、日本国内の生産拠点から現地までの物流をワンストップでサポートする。
これまで、各製造拠点から港・空港までの輸送やフォワーダー(国際輸送事業者)の手配、現地での配送など物流面での不安は大きく、海外への進出が思うように進んでいなかった。
同社では、大手フォワーダ―と提携し、鮮度を維持したまま低コストで海外へ輸出できるように航空便利用による食品輸出に特化したサービスの開発を進めてきた。
今年7月には、プレオープンとして香港向けに山梨県産の青果物の輸出を受託。その際の利用者の意見を参考に利便性への改善を加え、9月16日からの正式スタートが決定した。
関東エリアからスタートし、順次全国へと拡大していく。