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平田機工/パレット自動供給搬送システムを開発

2015年11月20日/生産

平田機工は11月19日、最大可搬重量4トンを搬送できる、工作機械向けパレット自動供給搬送システムを開発したと発表した。

<工作機械(牧野フライス 横型マシニングセンタ A100E 3台)に対するシステム>
20151120hirata1 500x281 - 平田機工/パレット自動供給搬送システムを開発

<左に工作機械 3台、中央に走行軸と搬送ロボット、右がストッカーの例>
20151120hirata2 - 平田機工/パレット自動供給搬送システムを開発

パレット(サイズ 1m×1m 程度)を用いるマシニングセンター(工作機械)に対応。工作機械に本システムを導入することで、多品種加工物の自動供給、加工後の排出・搬送、保管など、24時間を超える連続生産が可能となる。

一貫生産によるものづくりを進める平田機工は、内製化と生産性の向上の取り組みとして、このシステムを9月から社内に導入し、生産性2倍を実現した。

工作機械の稼働率と生産性の向上は、製造業などにおいて共通の課題。

既存の工作機械においても追加設置できる柔軟な設計となっており、旧式工作機械の生産性向上を図ることができる。今後、小型および中型の工作機械向けのシステムの販売も計画している。

■概要
工作機械(牧野フライス 横型マシニングセンタ A100E 3台)に対するシステムの主な構成
搬送ロボット:1台
走行軸:長さ 32.5m
パレット数:22個
ストッカー(棚):11列 2段
ワークセットステーション 2台

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