国土交通省は11月20日、フォルクスワーゲン社の不正ソフトの事案を受けて、ディーゼルと貨物自動車への不正ソフトの使用を禁止するため、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示を改正し、公布、施行した。
自動車に備えるばい煙、悪臭のあるガス、有害なガス等の発散防止装置を実際の走行では働かないようにするディフィートストラテジー(不正ソフト)の使用を禁止する。
対象範囲は乗用自動車(乗車定員10人以上の自動車であって車両総重量が3.5tを超えるものを除く)と貨物自動車(車両総重量が3.5t以下のものに限る)で、施行日以降に型式指定等を受けるもの。
公布日は11月20日、施行日は公布の日。