ジョーンズラングラサール(JLL)は2月16日、東京圏のロジスティクス市場2015年第4四半期で、賃料と価格は緩やかに上昇すると発表した。
東京圏の月額賃料は前期比0.4%減の4182円、東京ベイエリアは前期比横ばいの4526円、東京内陸エリアは前期比0.2%減の3944円となった。「グローバルロジスティクスクロック」において、東京圏の賃料上昇率はピークを迎え、今後も上昇する見通し、としている。
東京圏の空室率は前期比3.7ポイント上昇の6.5%、東京ベイエリアは前期比0.4ポイント低下の0.7%、東京内陸エリアは、前期比6.4ポイント上昇の10.5%となった。
賃貸市場において、2016年の新規供給は過去5年平均比160%相当となることから空室率は上昇するものの、需要は引き続き旺盛との見通しであることから、賃料は緩やかな上昇を維持すると予測している。
投資市場においては、価格は賃料上昇を反映して引き続き上昇するものの、上昇ペースは減速する見通し。
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