PTCジャパンは3月4日、米PTCのテクノロジーであるThingWorxが、英国ミルトンキーンズ市における経済成長への障壁を取り払うことを目指すスマートシティイニシアティブ、 MK:Smartプロジェクトへ参画したとの米PTCの発表を明らかにした。
ThingWorxが提供するのはIoTアプリケーション用の開発環境で、MK:Smartに参加する中堅中小企業の市場提供可能なアプリケーション開発向けに無償で提供する。
ThingWorxプラットフォームはデータハブのデータに接続できるように事前設定され、他のデータソースにも対応しているため、データセットを組み合わせ、豊富な機能を持つインタラクティブなアプリケーションを開発するプロセスを加速する。
中堅中小企業向けのトレーニングやアドバイスはUCMKのチームが提供し、 BTとThingWorxパートナーであるInVMAがサポートする。
MK:Smartでは、この技術サポートに加え、MKデータハブと接続してデータを活用する新たなアプリケーションやサービスの開発を目指す中小企業向けに様々なサービスを提供している。
このプロジェクトは、イングランド高等教育財政カウンシル(HEFCE)が1600万ユーロを提供し、Open Universityが主導する取り組み。
ThingWorxはMKデータハブの新たな機能として高速アプリケーション開発環境を提供する。このプロジェクトは、BT、ミルトンキーンズカウンシル、 UCMK(University Campus Milton Keynes)等がパートナーとなり、ThingWorxパートナーであるInVMAがサポートしている。