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京阪電鉄/京都市伏見区に4.3万m2の物流施設開業、テナントに日通

2016年03月14日/物流施設

京阪電気鉄道は3月14日、京都市伏見区の淀車庫拡張用地を転用し、内陸型物流施設として「京阪淀ロジスティクスヤード」の建設を進めていたが、4月1日に全面開業すると発表した。

<京阪淀ロジスティクスヤード(外観)>
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<配置図>
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<太陽光パネル>
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近畿圏では大型物流施設の多くが大阪湾岸地域に集中する中、京阪間の内陸に位置する同施設は、名神高速道路、京滋バイパス、京都縦貫自動車道の大山崎ICより約1.5㎞と交通至便の地にあり、物流施設としては、近畿圏でも有数の交通の要衝に立地している。

今後、新名神高速道路が開通すれば、ますますその利便性は高まると考えられ、近畿圏の物流拠点としての需要に十分応えられる環境にあるとしている。

京阪淀ロジスティクスヤードは、A棟、B棟、C棟の3棟からなり、A棟にはつばめ急便、B・C棟には日本通運がテナントとして入る。

太陽光パネルや災害ボランティアセンターの設置、建物南側への緑地帯の配置など、環境や社会に配慮した施設となっていることが評価され、日本政策投資銀行より「「DBJ Green Building認証」を取得した。

屋上部分に設置した太陽光発電設備では、パネル数が約5000枚(A、B棟屋上に設置)、発電容量は約1250kW、年間発電量は約120万kWh(20年平均、一般家庭約320世帯分)となっている。

■施設の概要
名称:京阪淀ロジスティクスヤード
建設地:京都市伏見区淀美豆町555-1他
用途地域:準工業地域
敷地面積:約5万2900m2
建物用途:倉庫業を含む倉庫(A、B、Cの3棟)
階 数:地上2階、一部平屋建て
建築面積:約2万7000m2
延床面積:約4万3000m2
テナント:A棟 つばめ急便
B・C棟 日本通運

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