日本コーンスターチは3月15日、顧客に対するBCPの強化、関東の顧客の急なオーダーへの柔軟な対応のため、現在建設中の関東新工場の物流倉庫を3月28日から先行稼働させると発表した。
今回、更なる「安心・安全・安定供給」の確立のため、茨城県鹿島地区に関東新工場を建設中だが、物流倉庫を先行稼働させることにより、いち早く中京地区と関東地区の二拠点の供給体制が確立でき、BCP体制はさらに万全なものとなる。
今まで以上に顧客の急な新規オーダーや、オーダー変更にも柔軟に対応することが可能になるとしている。
新工場の完成は2017年4月を予定している。
なお、BCP体制について対応を求める声が高まる中、愛知県にある既存の工場については、東海・東南海地震を想定した耐震工事を建屋、地盤、機械装置・タンク類と全てにおいて、すでに完了しており、またBCMS(事業継続マネジメントシステム)(Business Continuity Management Systems)の国際規格であるISO22301もすでに取得することで、万全の供給体制を整えている。