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シーネット/大京食品の物流音声システム導入事例をネットに掲載

2016年03月29日/生産

シーネットは3月29日、お弁当や給食などの業務用食材を中心とした卸売業を行っている大京食品への音声認識システム導入事例を掲載した「ci.Himalayasシリーズ導入事例集」をネットで公開した。

大京食品への音声認識システム導入は、業務用の冷凍商品やドライ商品を対象に、ピッキング作業と検品作業に導入。

以前は、ピッキング作業はハンディターミナル、検品作業は紙のリストを使用していた。

ハンディターミナルは片手が塞がり、重い缶・ボトルの商品や複数個をピックする場合には一旦どこかに置く、という無駄な動作が発生していたため、生産性及び安全性の向上を求める上で作業方法に限界を感じていた。

画面やリストの作業指示とロケーションや商品を見比べながらの作業となるため、見間違いによるミスも発生していた。

これらの課題を解決し、生産性向上とミス防止を実現させるためには物流向け音声認識システムが最適であると判断し、導入を決定した。

導入後、作業効率は30%アップし、作業ミスも大幅に削減させることができた。音声によって指示されたロケーションや商品を確認し、数量を声で入力するだけで作業が完了するため、ミスなくスピーディに作業を進めることができている。

なお、「ci.Himalayasシリーズ導入事例集」は、物流システムの導入を検討している企業や、情報収集を行っている人に向けて、倉庫内業務の課題点をシーネットのシステムでどう解決できたか、システム選定のポイントなど、有益な情報を提供している。

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